ボアアップに向けて水温計は必須との事で水温計を付けたのですが、
ノーマルのラジエターでは長い上り坂で100℃を超えてしまう状態。
普通に乗っていても80℃以上は楽に行ってしまい、90℃を超えるような時も。
そこで、水温を下げるためにラジエターファン、ツインラジエター化等考えていましたが、TZR50のラジエターの割と状態の良いものがある程度安く手に入ったので、標準ラジエターと交換してみました。
ポン付けは無理でした
購入前から分かっていたのですが、ポン付けは無理です。
標準のラジエターを外し、ステーを曲げてつける必要があります。
僕はステーをホームセンターで買いましたが、AMAZON、楽天でも購入可能です。
このステーを2本、ラジエター下側固定に使用。
このステーはラジエター上側固定用に1本
僕はこのステーを使用しました。
車体側は元のラジエターが固定されていた所をそのまま使用。
結構前側に付けないと
ラジエターの固定は、結構前側にしないと、2stオイルのタンクと右側のカウルに当たってしまいます。
TZR50のラジエターは横長なので、結構取り付ける場所がシビアになります。
僕の場合、最悪ラジエターファンの取り付けも考えていたので、ラジエターの後ろ側には元々余裕を持たせるつもりでしたが、元のラジエターの位置は、幅が入りきらないと思います。
ラジエターホースも標準が内径14mmに対して、TZR50のラジエターは18mmです。
変換の継ぎ手でホース径を替える必要があります。
そもそも長さは足りなくなるので、内径18mmのホースを購入し、変換する必要があります。
こんな変換ジョイントもありましたが、高いので僕は購入しませんでした。
間違えて買ってしまったホースが!
僕は間違えて、内径15mmのホースを買ってしまいました。
それがこちら↓
今青色は無いみたい。
ツインラジエターを調べている時にそれが内径15mmだったため、間違えてこのホースを買ってしまったorz
キャンセルが間に合わずに届いてしまったので、取り敢えず、TZR50のラジエターに付くかな?と思い力ずくで入れてみたら見事に取り付けられました。
本体側は元々14mmなので、ホースバンドを強く締めれば取り付け可能!
嬉しい誤算でした!
後はラジエター液のリザーブタンクまでのホースが足りなくなるので、これを使用しました。
ラジエター側はそのまま取り付け、反対側はNS-1の元々の黒いホースに無理やりねじ込みました。(これは結構力業)
以上がラジエター移植に使ったものです。
肝心の冷却効果は?
肝心の冷却効果なのですが、NS-1のラジエター交換の代表格となるTZR50のラジエターなのですが、標準ラジエターで100℃を超えていた上り坂を同じに走って、その効果は…
75℃前後までしか上がらなくなりました。
ほぼ25℃から30℃近く下がった事になります!
正直ここまで効果があるとは思っていませんでした。
これで後はボアアップするのみ、という感じです。
標準ラジエターで温度が上がり過ぎる方、交換してみる価値はあると思います。