NS-1のキーシリンダーを新品に交換(DIO用使用)

息子が昨年の12月に激安中古の原付(NS-1)をネットで購入した。

自分のバイト代で買うというので勝手に買わせてみたら、
届いたバイクを見てびっくり!

まず、マフラーがついていない!?
まさかの左出し?センター出し?

と思って見てみるも、どこにもない?

よく見てみると、エンジンの排気側を出てすぐのところでポッキリとへし折れている!

タイヤも後ろタイヤスリックでパンクしているし、
パッと見まともに動く気がしないし、
修理して動けるようにするだけでも軽く10万は掛かるだろうと素人目にもそう思えた。

そんなバイクを素人がブログとyoutubeを見て直してみた。

今回はキーシリンダー交換の話

一応カギは付いている物の、
ONにしても鍵が抜けてしまう状態!

マイナスドライバーでも鍵が回ってしまう!

これは流石にまずいので、

ヤフオクでキーシリンダーを探してみても、
純正品は結構お高い!

新品ならメインキー、メットイン、給油口の3点セットで3万円近い!

何とか安くできないかと思い調べてみたところ、




バイクパーツセンター(Bike Parts Center) キーセット 電極3芯 ホンダ ライブDio後期型 302521


hunter(ハンター) ディオ ディオチェスタ ディオzx af34 af35キーシリンダーセット 17126

購入リンク欠品の為上記新しくしました!

ディオ ZX af34 af35 キーシリンダーセット、
これなら3点セットだし、ちょうど良いかも。

と、購入しました。(素人ってホント何も考えてない)

配線を付け替えれば使えると思って買ったのだが、
NS-1のキーシリンダーは5本配線が繋がっているのに対して、
このキーシリンダーは端子が3つしかない!

ネットで調べてみるも、
どの配線をどこに繋げば良いかは、
余り詳しく書かれているところが見つからない!

折角買ったのだから何とか使えないか考えてみた。
そもそものキーシリンダーの配線は5本。
2本がアース線で、赤、黒、黒白の3本。

テスターで導通を見てみると、
OFFでアース線2本と黒白。
ONで赤と黒が導通していた。

キーのONとOFFで2つの接点を切り替えているようだ!

と、この時は思っていた、、、

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DIOのシリンダーは3接点!

DIOのキーシリンダーは3接点。


常時ONになる端子と、ON,OFFが切り替わる端子のみ。

やはり1接点足りない!!

ここであきらめようと思ったのだが、
やはり新品のキーシリンダーは魅力的!

NS-1純正は中古ばかりで、
まともなホンダのキーがついているものは少ないし、メイン、メットイン、給油口のキーがバラバラのものも少なくない!

どうしてもこのシリンダーを使いたい!
と思い会社の昼休みに考えた。

接点をもう一つ増やしてしまおう!

シリンダー内部の銅端子を赤線の部分で切断しました。

これで、上の小さくなった銅端子部分はどことも接触していません。

キーONで赤丸の接点が繋がり、
キーOFFで青丸の接点が繋がります。

小さくなった銅端子に拾ってきた適当な配線をはんだ付け。

はんだ付けした配線を引き出す穴をあけて。

元の場所に2液のエポキシで接着してしまう。

実際にはあけた穴も全てエポキシで埋めてしまい、
ガチガチに固めてあります。

配線を付けた小さい端子に元々NS-1のキーシリンダーについていた配線の黒、真ん中の端子に赤。

これでキーON時の配線完了。

キーOFF時の配線は左端子に白黒、右の端子にアース線2本を入れて完成。

完成したと思い車体に取り付けし、
いざエンジンをかけようとしたら、
何回キックしても全くかからない!!

流石素人! やっちまったかな?
と思い、とりあえずテスターを繋げてみたところ、
OFFの時しか導通しないと思っていた端子間が、
ONでもOFFでも導通していました(–;)

もう一度キーシリンダーを外して、
部屋に持ち帰り詳しく見たところ、
やっぱり導通していました!

??と思い、端子カバーを外してみたら、

抵抗?整流ダイオード?何かが繋がっていたため導通していたようです。

このせいで、ONにしてもキルスイッチ?
が入ったままの状態になっていたようです!

この抵抗?を切断し、無事に導通が切れるようになりました。

早速取り付け、キックをしてみると、
さっきとは明らかに違う反応が!!

外気温がかなり低いので、何度かキックしていると、
無事にエンジンがかかりました。

新品のキーシリンダーのセットが2500円位で購入できるので、
もし、試してみたいという方がいれば、
”自己責任”でやってみるのも良いと思います。

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終わりに!

今回購入したこのDIOのキーシリンダー、
取付穴からキーを差し込む上面までが、
全く元のNS-1と同じ寸法でした。

ただ、キーシリンダーについている、
ハンドルロックのバーの長さがNS-1よりかなり長く、
そのままでは取付けできなかったため、
引っ込んでいるときの面から1ミリ出るか出ないかのところで、
サンダーでカットしました。

今回、キーシリンダーの改造を自分でやっていて、
こんな事思ってみてもやるバカいないだろ!

と思いながらやりましたが、
これで、キーもキーシリンダーも新品になりました。

キーシリンダーは純正品かと思うほど、
ピッタリと収まっています。

後はメットインと給油口のキーシリンダーも交換します。

キーシリンダーへの配線接続には、
これを別途購入しました。


DAYTONA(デイトナ) バルブソケットコネクター3PF 96196

他にも走れるようになるまでに、
キャブO/H(これも色々あった)、
スプロケ、チェーン交換、タイヤ交換、
キャリパーO/H、マフラー焼き、
ヘッドライトLED化、等
色々やりました。

見てくれる方がいるようなら、
その内記事にしてみようかと思います。

最後まで読んでくれた方、
ありがとうございます!

メットイン用キーシリンダーの記事はこちら

https://n-yoshi.com/ns-1-2/

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